今回は、淡路島の洲本温泉「海月館(公式ホームページ)」という旅館に宿泊してきました。
早速、口コミ&レビューを書いていきたいと思います。
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もくじ
交通アクセス
【淡路島洲本温泉「海月館」】
所在地:〒656-0022 兵庫県洲本市海岸通1-3-11
TEL 0799-22-1100
FAX 0799-23-1100
淡路島の東側の海岸線に位置する温泉旅館です。
位置的に明らかに海沿いですね。
これは色々期待ができます。
無料駐車場完備です。
モニタープランでお得に宿泊
海月館の中で恐らく一番良いと思われる展望露天風呂付きの客室「天海別亭」に宿泊しました。
通常料金よりもお得な料金で泊まれる「モニタープラン」で予約しました。
値段設定で言えば、通常一人27000円くらいの料金(季節や時期により変動します)がモニタープラン価格で一人19000円くらいで宿泊できました。
モニタープランのお陰で、格安料金で良いお部屋に宿泊できたのですが、このプランのお約束事として「宿泊後に必ずクチコミを投稿する」という条件があります。
そういう条件なのですから、もちろん私も旅行を申し込んだ「楽天トラベル」に口コミ(海月館(お客様の声))を投稿しています。
数行でもいいのですが、一応こうして毎日のようにブログを書いているブロガーの端くれなので、沢山書きました。
ポチっと投稿ボタンを押すと「投稿は1000文字以内にして下さい」と注意項目が表示され投稿できず、やむなく文字数を大幅に削って投稿しました。
ですから、1000文字近いクチコミがあれば、それは私です(笑)
その投稿と同じ内容の記事では芸がないので、こちらの記事では別の切り口で口コミを書いていきたいと思います(ブログの場合は文字数制限もありませんし)。
客室からの景色が絶景
さすが海沿いの旅館です。
部屋からの景色が絶景でした。
地上8階にある客室自体は古い造りになっていますが、掃除が行き届いているので特に問題はありませんでした。
客室から臨む紀淡海峡は一望の価値があります。
展望風呂付き客室
私がチョイスする定番中の定番ですが、今回こちらの旅館でも「客室に露天風呂か展望風呂」がついているお部屋です。
こんな感じです。
私が泊まった部屋は露天ではなく展望風呂のようです。
下は防水性の畳になっていて滑りにくい配慮をされています。
窓を開ければ外から爽やかな風が入ってきます。
ちゃんと洗い場もついています。
洗い場が有る無しで快適さが全然違ってきます。
浴室内の壁についている操作盤でお湯の温度調節もできます。
温度調節が手軽に出来るのはポイントが高いです。
ちょっと残念だったのは、脱衣所兼洗面台の出入り口に2センチほどの段差があり、私は何度かつまずきました。
私が年老いてきて少しの段差にもつまずく人なのではなく(あながち否定はできませんが)、「まさかここに段差があるなんて」という悪い意味でのサプライズ、構造の問題だと思います。
夕食は部屋食
今回、夕食は部屋食のプランで申し込みました。
やっぱり、気兼ねなくゆっくりくつろぎながら食べる夕食に魅力を感じてしまいます。
あとは「料理の味や内容がどうか」ということが気になります。
【お品書き】
◇前酒 ワイン
◆前菜 三種盛
◇活造り 鯛姿造り 季節の旬魚造り
◆お造り 伊勢海老造り はまち いか
◇焚合 鯛荒焚
◆揚物 天ぷら
◇焼物 あわびステーキ
◆酢物 蛸マリネ
◇替鉢 牛しゃぶ鍋
◆凌ぎ たこ飯
◇温物 茶碗蒸
◆吸物 清汁仕立
◇果物 季節の物
【出典】洲本温泉「海月館」
最初はこんな感じでセットされています。
おおーっと、この3コンボはなかなか強烈です。
「鯛のお造り」「伊勢海老のお造り」「アワビステーキ」です。
写真を撮り忘れましたが、「牛しゃぶ」もついていました。
どれひとつ取ってもメインディッシュと成り得るものが、ドドーンと並びます。
とても美味しく頂きました。
メインデッシュたちを腹いっぱい頬張ったあとに「揚げ物」が到着します。
美味しいんですけど、結構お腹が膨れてきてから登場する「天ぷら」にはいつも絶望感を感じてしまいます。
もちろん、こちらの旅館だけのことではないので、海月館さんの口コミで書くのもアレなんですが、何故ほとんどの旅館で揚げ物が後半に出てくるのかは謎でしかありません。
締めのお吸い物とタコ飯です。
あと、茶わん蒸しとデザートは写真を撮り損ねました。
味は最高、量も食べきれないほどのボリュームがあり、大満足の内容でした。
※堪能するのに必死で写真のクオリティの低さや撮り忘れがあるのはご容赦下さい。
貸し切り風呂もある
別途料金が「3240円(税込)/45分」掛かりますが、貸し切り風呂もあります。
早速、利用することにしました。
浴槽は思ったより小さかったです。
こちらも防水性の畳敷きでした。
洗い場はこんな感じ。
サウナも完備されています。
恒例のトイレチェック
念のため(?)、客室のトイレも写真に収めておきました。
はい、一見普通です。
いや実は少し普通と違うと感じたのは「スペースの広さ」です。
狭いより良いですし、バリアフリーを意識されているのかもしれませんが、ネックに感じたのは、便座に座った状態でトイレットペーパーを取ろうとすると結構遠く感じます。
身長の低い人やお子様やリーチが短い人は便座から立ち上がってトイレットペーパーを取る必要があると思います。
私は大丈夫でしたが、少々距離感が気になりました。 もう1点「難あり」と感じたのは、「ドアが内開き」ということです。
この点で「バリアフリー想定ではない」ということがわかりました。
車椅子の人が入れば、その後ドアを閉めることができませんし、トイレ内のスリッパを出入口に置いておくとドアを開けた時につっかえます。
ですから、トイレスリッパはトイレ内の出入口の横によけておく必要があり履きづらいです。
万が一、トイレ内に倒れてしまった場合も、倒れた人をドアで押し込んで開けるか、ドアが開けれない可能性があります。
朝食はバイキング
今回は敢えて朝食はバイキング形式のプランを選択しました。
部屋食やお食事処での和定食も捨てがたいのですが、「食べたいものを食べたいだけ食べる」というのも捨てがたいので、今回はバイキングです。
結構、種類もまあまあ豊富で混雑もそんなにありませんでした。
どっちみち、全種類は食べきれませんし、好きなものを好きなだけ食べれるバイキング形式で朝食を美味しく頂きました。
最後に1人1杯コーヒーを紙コップに入れて部屋に持ち帰ることができるサービスは良かったと思います。
部屋で外の景色を見ながらコーヒーを啜りました。
※バイキング会場ではどうしても他の宿泊客が写り込んでしまうため、写真が撮れていません。ごめんなさい。
肝心のサービスは?
車で旅館に到着するとトランシーバーを持った係員が駐車スペースに誘導してくれます。
予約者名を確認するとトランシーバーでフロントへ情報を飛ばします。
情報を飛ばすだけでお出迎えもなければ荷物を持ってくれることもありません。
旅館業も人員不足なんだと思います。
チェックイン後に担当の仲居さんがつきます。
客室へ案内し、お茶を入れてくれます(荷物も持ってくれます)。
もちろん夕食の配膳もしてくれます。
印象に残っているのはそれくらいです。
ん~正直「可も無く不可も無く」と言ったところでしょうか。
「おもてなし」の名のもとに、過剰な干渉やサービスをされるのも困りますし、かと言ってビジネスホテル並みの淡泊なサービスでは温泉旅館に泊まったメリットが半減されてしまいます。
人間は無い物ねだりをしたりワガママな一面もありますし、特別感を求めたくなってしまう心理もわかりますが、まぁ悪い部分はあまり気にならなかったので「教科書通りの良いサービスだった」と思います。
最後に
今回は、兵庫県洲本市にある温泉旅館「海月館」の口コミ&レビューを書きました。
お得なモニタープランで最上級の客室とプランで宿泊できたのは満足しています。
総合的にみても平均点以上はあると思うので(特に夕食は大満足)、淡路島へ観光に行かれることがあれば、宿泊の選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
旅館独自の「付加価値」をもっと検討して頂けると更に良いかと思います。
せっかくの特別な旅行なのですから、旅館選びには慎重になってしまうかもしれませんが、お得な料金で「平均点以上」を求めるのなら「海月館」はオススメです。