スーパーや市場などで魚を丸々一匹買ってきたり、魚釣りに出掛けて戦利品として持ち帰った魚を家で調理しようとすると魚に触らなくてはなりません(当たり前ですが)。
触るだけでなく、魚の胴体をしっかりと押さえたり握って、包丁などで「さばく」必要があります。
身が空気に触れていない分、切り身よりも新鮮ですし、何よりも家でさばく方が値段もお得です。
「上手く魚をさばけない!」という人は切り身を買うしかないですが、魚をさばけないよりもさばける方が良いので、動画で勉強してやってみてはいかがでしょうか。
【真鯛(まだい)のさばき方 - How to filet Red Sea Bream -|日本さばけるプロジェクト】
話が脱線したので元に戻します。
魚をさばくことで気になるのが「手に魚の生臭さがついて洗っても洗ってもなかなか取れない!」ということではないでしょうか。
石鹸をつけて丁寧に何度手洗いしても、魚のあの独特の生臭さって取れませんよね。
それが嫌で、魚をさばくのが嫌だったり、避けてしまう人も多いかと思います。
今回は、その魚の生臭さを「一瞬で」取り去る方法をご紹介しようと思います。
(スポンサーリンク)
もくじ
魚の生臭さの正体
魚の生臭さの正体と、何故洗ってもその「におい」がいつまでも取れないのかを説明しておきたいと思います。
生臭さは「アミン臭」
魚にはうまみ成分のひとつである「トリメチルアミンオキサイド」という成分があるのですが、魚が死んでしまうとこの成分を餌にする細菌が増殖します。
その細菌の酵素によって分解された結果、「トリメチルアミン」という物質が発生して、これが生臭さの原因である「アミン臭」なのです。
ですから、新鮮であればあるほどこのアミン臭が少ないと言えます。
手を洗ってもアミン臭が取れない理由
アミン臭の原因である「トリメチルアミン」は、イオン的に肌に馴染みやすく、更に手のシワや指紋の間に入り込んでしまうため、いくら石鹸で手を洗ってもなかなかにおいが取れないのです。
丁寧に洗おうが、何度洗おうが落ちない原因は「イオン」が関係していたのです。
魚の生臭さを一瞬で取る方法
では早速、その魚の生臭さ「アミン臭」を一瞬で取り去る方法をご紹介します。
①水道の蛇口を触る
一番手っ取り早くて効果的な方法です。
先ほど、においが取れない原因に「イオン」が関係しているとご説明しましたが、水道の蛇口を触ることで「アミン臭」の分子がステンレスに反応して、においが取れやすくなります。
ポイントは「ステンレス製」であることです。
水道の蛇口を触ったり擦ったりしたあとに水で手を洗います。
すると、ステンレスと空気と水の触媒反応で、手の生臭さが一瞬で取れてしまうのです。
しかし、問題はそのままだと蛇口が不衛生だったり細菌が付着したままになる可能性があります。
ですから、改めて蛇口も洗う必要があるのですが「ステンレス石鹸」を使えばその手間も省けます。
ステンレスソープ 臭い 生魚 調理 においとりソープ 臭い取り ステンレス石鹸 石鹸 ステンレス 21021 |
ステンレス石鹸を擦りながら水で手を洗うと、魚の生臭さがスッキリ取れてしまいます。
魚釣りによく出掛ける人も、手軽に持って行けるのでとても便利です。
ちなみに「石鹸」と言っても「ステンレスの塊」なので、使っても減ったり無くなったりしないので半永久的に使えて経済的です。
②その他の生臭さを取る方法
ステンレスの効果を使ったにおいの落とし方以外に、一般的に言われているのは
|
などがあります。
イオン的な効果があるステンレスと併せて行うと、より効果的です。
最後に
今回は、魚の生臭さを一瞬で取り去る方法をご紹介しました。
魚の生臭さを「イオン的」に取り除くという方法なのですが、多くのご家庭の水道はステンレス製でしょうから、手軽に一瞬でできるにおいの取り除き方になります。
魚を触ったり、さばく機会が多い人は「ステンレス石けん」があれば安心です。
ブラシで擦ったり、塩揉みや酢などで手を洗うことも効果的ですが、肌が弱い人は少しためらってしまいますよね。
その点、ステンレス石鹸は、肌が弱い人でも安心して使用できます。