旅行記初となる今回の記事は、京都府にある「鳴き砂で有名な琴引浜」に行ってきましたのでレビューを書きたいと思います。
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もくじ
琴引浜へのアクセス
琴引浜は京都府京丹後市網野町掛津にある海岸です。
カーナビなら「〒629-3112」を入力すると琴引浜へ一直線で行くことが出来ます。
2016年10月30日に「京丹後大宮ICが開通」したことで、高速道路を降りてから約30分で到着することが出来るようになりました。
それまでは「与謝天橋立IC」で下車してから一般道路を約1時間走る必要がありましたので、距離がグッと縮まり行きやすくなりました。
ポイント(?)としては到着する5分くらい前まで一切海が見えません。
周りは山林ばかりで
「本当にこの道で合っているのか」
「本当に海に向かっているのか」
という違う意味でドキドキ感を与えてくれます。
車ではなく公共の交通機関で行く場合は「北近畿タンゴ鉄道 網野駅で下車」して下さい。
そこからはタクシーか路線バスを利用することになります。
如何せん田舎なので、時刻表を確認すると1時間~2時間に1本でした。
ワンポイントアドバイスとしては、
「琴引浜へ行くなら車が無難」
ということになります。
駐車場はあるの?
琴引浜は駐車場完備です。
到着すると車を駐車するスペースは沢山あります。
今はシーズンオフなのでガラガラ状態でしたが、アチコチ立て札が立っており「有料駐車場」と書かれていました。
私は「ああ、やはりお金がいるんだなぁ」と思い駐車スペースに停めて車から降り黄色いジャンバーを着た年配のスタッフに話しかけました。
「駐車代金はどこでお支払いしたらいいですか?」
と聞くと
「ああ、上から海を見るくらいなら要らねぇよ、タダでいい」
と言われました。
私は一応、鳴き砂を試してみたかったので
「いや、下に降りようと思っているのでお支払いします」
と言うと
「そうかぁ…まぁしょうがねぇな」
などと「お金を支払うことに否定的な雰囲気で」私からお金を受け取ると駐車券を私にくれました。
それがこれです↓
シーズンオフということもあり、あまり商売っ気を感じませんでした。
ちなみに、1日琴引浜内の駐車場ならどこにでも停め放題で普通自動車の駐車代は500円でした。
「そんなことより…」
と言いながらおじいちゃんスタッフは私に言いました。
「ここから車で350メートルほどいくとまた駐車スペースがあるからそこに停めて、その下の砂は良く鳴くよ」
などの情報を教えてくれました。
その後、1時間半ほど砂浜と海で過ごしたあとに駐車場に戻ると、スタッフのいたスペースは戸が閉められ施錠されスタッフも誰一人いなくなっていました。
やはり、駐車場代は不要だったのかもしれません(シーズン的なこともあると思いますが)。
馬鹿正直な私は500円支払いましたが、「その代金は浜の清掃や環境整備に使われる」とのことですので、まぁ悪い気はしませんでした。
ワンポイントアドバイスとしては
「スタッフが駐車場代は不要と言ったら甘えても良かったのかも」
「スタッフに話しかけると砂がよく鳴くスポットを教えてくれる」 |
ということになります。
琴引浜の「鳴き砂」とは?
靴(又は裸足)で踏みつけると
「ギュッキュッンフンフ…キュッフンギュッフン」
という音がします。
※↑これはYoutubeにアップされていた動画なので私が撮影したものではありません。
実際にやってみましたが、結構強めに踏まないと鳴きません。
例えるなら雪を踏みしめる時のような感じです(雪が降らない地域の人はわからないですね、すいません)。
そういう音がする故に「鳴き砂」と言われています。
何故、砂が鳴くのかという理由は
琴引浜の砂の多くは石英(水晶)で構成されています。その砂が波や風で磨かれ汚れのない状態でいるために荷重を与えると音を発します。(スティックスリップ現象時)
【引用元】琴引浜観光宿泊組合
ということです。
「汚れのない状態でないと鳴かない」ということですので、当然ゴミのポイ捨ては厳禁です(どこであってもそうですが)。
砂の持ち帰りも禁止されています。
それと、砂が乾いた状態でないと鳴かないようです。
ちなみに「禁煙ビーチ」を全面的にアピールしていますが、禁煙なのは本当にビーチだけで、駐車場や休憩所やビーチに降りる直前のスペース等、至る所に「喫煙スペース」があり灰皿が完備されていました。
「ビーチでだけはタバコを吸わないでね」
「ビーチを少し離れればいくらでもタバコを吸う場所があるよ」 「ビーチに入る前に思う存分タバコを吸ってから行ってね」 |
という意味の禁煙ビーチなのだと思います。
その他の楽しみ方は?
名勝天然記念物「琴引浜」周辺散策まっぷ
【出典】琴引浜観光宿泊組合
秘湯(天然露天風呂)
砂浜の隅っこに天然の露天風呂スペースがあります。
水着着用で誰でも入浴可能のはずでしたが、残念ながら今回はシーズンオフの為か、お湯が入っていませんでした。
露天風呂のシーズンが夏なのか冬なのか春なのか秋なのかは謎ですが…。
恋愛成就のパワースポット「白滝神社」
恋愛成就の願掛けに訪れるカップルも最近はあるようですが、私は今回行きませんでした。
座禅体験ができる「海蔵寺」
座禅や法話などの体験が可能なようです。
今回、私はここも行っていません。
海水浴シーズンは泳いだりシュノーケリングもできる
まだまだ春先の海水は冷たかったですが、夏になれば海水浴やシュノーケリングも可能です。
今回は浅い所までしか行けませんでしたが、海の水はとても澄んでいて、小さな魚が泳いでいるのも見れました。
海水浴シーズンになればもっと楽しめるかと思います。
最後に
私は人ごみが苦手なので閑散としているくらいの方が好きなのですが、商売人にとっては儲かりません。
夏の海水浴シーズンが繁忙期でしょうから、春先の今は閑散としていました。
海岸の周囲には沢山の民宿が建ち並んでいましたが、どこも休業状態のようです。
食事をするお店さえなかなか見つかりませんでした。
私の無計画もあったので、次回は計画的に(とは言っても無計画が楽しかったりします)出掛けたいと思います。
逆に、人ごみを避けゆっくりと観光したい人にとってはオフシーズンがオススメです。
琴引浜の名物は「鳴き砂」なので、オールシーズンで楽しめるかと思います。