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三重県

【三重県】温泉旅館「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」をリピートしてみた結果(口コミ)

投稿日:2019年4月20日 更新日:

 

私は今まで何度も旅行に出掛けていますが、毎回違う旅館に宿泊しています。

気に入った旅館を毎回リピートする人もいるのでしょうが、私の場合

  • 毎回行く場所が違う
  • 旅館同士の比較ができる
  • 違った旅館の設備やサービスに新鮮味を感じたい
  • 違った旅館の雰囲気に趣きを感じたい

という理由のため、あまり旅館をリピートをするということはしません。

しかし今回、何度目かの三重県旅行(たぶん3回目か4回目)で「初めて」旅館をリピートしてみました。

三重県って意外と観光地やレジャー施設もあって、魚介類も新鮮で美味しいから大好きなんです!

そんな「三重県LOVE」の私が今回リピートした旅館は、以前口コミにも書いた「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風(公式ホームページ)」です。

 

アクセス方法や、どのようなおすすめポイントがあるのか、また私が「温泉ソムリエの温泉豆知識」にどれくらい興味を持っていたかは、前回の口コミをご参照下さい。

【三重県】「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」をおすすめする7つのポイント(口コミ)

では早速、「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」にリピート宿泊してみた結果を書いていきたいと思います。

 

 

 

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リピートした理由

 

リピートした理由については色々ありますが、ひとつずつ書いていきます。

 

理由①「前回とても満足していた」

前回の口コミを読んでもらえればわかるかと思いますが、前回宿泊した時に、多くの面でとても満足していました。

サービスももちろんですが、館内のハンモックやドクターフィッシュも良かったですし、夕食も豪華で魚介類も新鮮で大変美味しく頂きました。

見栄えの派手な伊勢海老や舟盛にも心が踊りましたし、何と言っても忘れられないのは

(前回撮影)

こちらの「鯛の香草蒸し」です。

見た目こそ地味ですが、クセになるほどとても美味しいです。

数種類の香草と地元で採れたワカメのダシが絶品で「忘れられない味のひとつ」になったと言っても過言ではありません。

今回もこれを頂くことがひとつの目的でもありました。

締めの「鯛めし」にこの出汁をかけて食べると、いくらでも食べれてしまうくらい本当に美味しいです。

こればかりは誰が何と言おうと「おすすめ」です!

その他、全体的に文句のつけどころがないくらい満足だったので、今回「リピートしてみようか」という気になりました。

 

理由②「料理を部屋や個室で提供してくれる」

旅行なので、プライベートな空間で食事を楽しみたいと思うものです。

夕食は普通はダイニングでの「個室」になりますが、別途料金を支払えば「部屋食」に変更してくれます(人数に限りがあるようなのでお早めにご予約を)。

朝食はダイニングやお食事処で「個室」での提供です(前回は「お食事処 海女の栞」)。

こういう気配りも大変ありがたかったです。

朝食の時に「鯛のアラ煮はサービスです」と言われたのも記憶しています。

食事の提供場所がプライベート空間という点で「リピートしてみようかな」という気になりました。

 

理由③「温泉ソムリエ野村さんが気になっていた」

前回の口コミに書いたのですが、実は「温泉ソムリエ野村さん」が気になっていました。

厳密には、旅行代理店の口コミサイトの口コミに対して全てに丁寧に返答をされている「常務取締役の野村さん」が気になっていました。

前回、こちらの旅館に宿泊することに決めた大きな理由のひとつでもあります。

ネット上ではありますが、その人格に好感が持てたのです(楽天トラベル:蒼空の風「お客様の声」)。

その野村常務と同一人物かどうかはわかりませんが、客室に「温泉ソムリエ野村の温泉豆知識♪」という資料があったので、またそちらも再度見てみたいと思ったので「リピートしてみるか」という気になりました。

(前回宿泊時に撮影)

 

 

 

リピートしてみた結果

 

では、「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」をリピートしてみた結果を書いていきたいと思います。

ちなみに今回も前回とほぼ同一条件のプランを選択しました。

また、「リピートである」ことは予約時に旅館に伝えています。

 

結果①「料金が高くなっていた」

前回とほぼ同一条件のプランでしたが、宿泊料金が約1.5倍でした。

価格を前回同様程度にするためにプランのランクを落とすか、価格は高いけどプランのランクはそのままにするか悩んだ末、「料金が高くても前回と同じプランでいこう」と決めました。

料金が高くなったのは「シーズン」「繁忙期」によるものだと思います。

どの旅館でもあり得ることなので、致し方のないことです。

ちなみに前回は6月に宿泊して、今回は3月下旬に行きました。

3月はやはり「温泉シーズン」なので予約も多いのでしょう。

 

結果②「仲居さんに他の客と間違われた」

前回は女性が接客を担当して頂きましたが、今回は男性の接客係でした。

チェックインを済ませると

「ご案内するまで、そちらでお茶を飲んでお待ち下さい」

と言われ、ソファに座りお茶を飲んで待っていると男性の接客担当の人がやって来て、

「〇〇様、ご案内致します」

と言われたのですが、明らかに私の名前とは違ったので

「いえ、違います。私は〇〇さんじゃないですよ」

と答えると

「〇〇様ではないですか、申し訳ございません…」

と言われまた待つことになりました。

接客対応に慣れていらっしゃらないのでしょうか。

まぁ、新人の時は誰でもそういうミスはありますので仕方がありませんが(新人かどうかはわかりませんが)、張り切ってリピートした手前、少し気まずい気持ちになってしまったのも事実です。

 

結果③「朝食会場が個室ではなかった」

客室に案内されている時に

「朝食会場はこちらになります」

と説明を受けたのが畳敷きの「宴会場 豊漁亭」でした。

部屋食でも個室でもなく、だだっ広い宴会場で他の宿泊客と同じスペースでの提供となるようでした。

もちろん、席は宿泊客ごとに分けられてはいますが、そこには仕切りも無ければパーテーションもありません。

朝食会場までは指定できないようなので、旅館の都合上そうなったのでしょうが、正直なところ

「まぁ繁忙期だし仕方がないか…(料金は1.5倍だけど)」

という気分になりました。

ちなみに、前回「サービスです」と言われた「鯛のアラ煮」は、今回は既にテーブルに乗っていて特に何も言われませんでした。

 

 

結果④「前回と同じ客室だった」

案内された客室は前回と同じ客室でした。

これには特に不満はありません。

露天風呂付きなのでいつでも入れますし、部屋からの景色も良くて満足しています。

前回、お茶うけのお菓子とともに部屋に準備してあった「椎茸茶」を早速飲みたくなりました。

お茶という名前ですが、椎茸のダシがすごく効いていて、「美味しすぎるスープ」です。

黒コショウも入っているので、1杯飲むと体がポッカポカになります(冗談抜きに本当です)。

これも忘れ難し旅館のサービスの味です。

しかし…部屋中どこを探しても「椎茸茶」がありませんでした。

三重県の名産なのかと思ったらそうでもないようです。

お湯で溶かしてそのまま飲んでも旨い!

スープやみそ汁の出汁に使ったり、から揚げなどの下味にも使えます。

黒コショウ入りで体ポカポカ、冷え性対策に。

コラーゲン入りでお肌にも優しい。

 

ということで、想い出の場所には想い出の味がありますし、椎茸のダシと塩加減と黒コショウの配分が絶妙の「椎茸茶」をどうしても飲みたくなって売店まで行って購入しました。

 

これです!

宿泊中に4袋飲みました。

残りは帰ってから飲みます(というかもう飲んでます)。

 

結果⑤「夕食は部屋食」

別途料金:お一人様1000円(税別)を支払い、部屋食にしました。

今回は「お品書き」を撮影できましたのでアップしておきます。

 

「特選会席」です。

 

例の「鯛の香草蒸し」も大変美味しくいただきました。

しかしここで悲しいお知らせが…

2019年4月8日~部屋食の料金が変わってしまいました。

部屋食料金 大人1人 子供1人
2019年4月7日まで(旧料金) 1000円 1000円
2019年4月8日から(新料金) 1500円 1000円

※食事が必要な全ての宿泊客に対して必要。

大人の部屋食料金が値上がりしてしまいました。

私がリピートしたのは3月下旬だったので、ギリギリ旧料金で部屋食にできました。

これも物価と人件費の上昇による影響でしょうか。

仕方がないことですが、高いより安いにこしたことがないのは本心です。

ちなみに、同日2019年4月8日から、全室禁煙となったようです。

確かにタバコのにおいが部屋に染みついてしまうというのも事実です。

嫌煙者からのクレームか要望があったのでしょうか。

「禁煙ブーム」や「健康ブーム」もあり、喫煙者には肩身の狭い時代になりました。

 

結果⑥「温泉豆知識が破れていた」

前回部屋に置いてあった「温泉ソムリエ野村の温泉豆知識♪」という資料を見ようと手に取ると、綴じてあるリングからページがポロっと落ちてしまいました。

チェックインした時点で既にページが破れていたのです。

ちょっと読みにくかったのと残念な気分になったことで、読む気を無くしてしまいました。

人間なんてそんなものです。

破れていることに気づいていないのか、補修する気もないのかわかりませんが、これも経年劣化ということでしょうか。

 

結果⑦「チャックアウトが10時」

大体のホテルや旅館のチェックアウトの時刻は10時かと思います。

しかし、前回この旅館に宿泊した時は11時でした。

レイトチェックアウトは意外と嬉しいもので、朝食を8時に食べてもまだゆっくりと過ごす時間があります(温泉にもゆっくり浸かれます)。

今回も11時かと思いきや、今回は10時チェックアウトでした。

これはプランによるものなので、確かに今回のプランには「レイトチェックアウト」の記載はありませんでした。

やはりこれも「シーズン」による時間設定なのだと思います。

もちろん、そういうプランなのですから仕方のないことです(料金は1.5倍ですが)。

 

 

 

最後に

 

今回は「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」をリピートしてみた結果について記事を書きました。

あまり旅館をリピートすることがないので、顧客としての私の権利者意識が強すぎたのでしょうか。

それとも、前回の良いところばかりを記憶に留めすぎていて、その記憶と比較してしまったことがマズかったのでしょうか。

シーズン柄、料金高めは仕方がないにしても、その料金に見合う付加価値を見出せませんでした。

そうは言っても、基本的にオールマイティに満足できる旅館ですので、「全然ダメ」というわけではありません。

ただ、前回の料金とサービス内容を比較してしまうと「コストパフォーマンスで言えば前回(閑散期?)の方が勝っていた」と言えます。

リピートしたことで、前回と比較してしまう自分がいることにも気づけました。

私は「冬や春先(又は秋口)だから温泉」というタイプではなく、一年中旅行に出掛けますし、コスパで考えるなら「閑散期の方がサービスの質も量も良い」という結論になります。

頭の片隅のどこかに「リピートして下さるなんてありがたくてありがたくて、お得意様という名の上客なので至れり尽くせりのサービスを提供させて頂きます~」などという「特別な風景」や「特別な対応」を思い描いて期待してしまっていた世間知らずな自分がいたことも、少々恥ずかしく思います。

2019年4月8日からは部屋食の料金も値上がりしましたし、全室禁煙になりました。

現実を思い知らせてくれた「リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風」に乾杯!

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