毎日寝る時に使っているのが布団です。
ベッドであっても布団が必要です。
毎日使っていると気になるのが「布団を洗わなくてもいいのか?」ということです。
適宜、外(又は室内)で干したり、某除菌消臭スプレーなどを使ってはいるものの「恐らくそれでも完璧とは言えないのではないか」「きっと汚れやダニなどの目に見えない何かがあるのではないか」ということが気になってしまいます。
一晩寝るだけで「コップ1杯分の汗をかく」と言われています。
汗という水分だけなら乾燥させればいいのですが、汗から発生する雑菌や目に見えない「何か」が気になります。
掛布団であれば大きめの洗濯機で丸洗いが出来たりしますが、さすがに「敷布団」は洗濯機に入りません(私の使っている布団はセミダブルなので)。
敷布団を丸洗いしようと思ったら「クリーニングに出す」か「コインランドリーで布団が丸洗いできる洗濯機で洗う」という方法になります。
しかし、そんな時間も元気も無く、「お金」も安くはない金額です。
そんな時に「家でどうにか丸洗いできないだろうか」と考えた時に、「お風呂場で洗う方法」を思いつくのではないでしょうか。
そこで、実際に敷布団を家のお風呂場で丸洗いしてみたので、その結果をご紹介したいと思います。
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もくじ
お風呂で敷布団を丸洗いしてみた結果
敷布団の汚れやダニなどが気になったので、意を決して家のお風呂で敷布団を丸洗いしてみました。
その手順と結果をご紹介したいと思います。
※画像を添付していますが、敷布団の色が黒いのと画質と写真の撮り方が悪いためわかりづらいかもしれません。ご了承下さいませ。
最初の注意事項
まず丸洗いをする前に注意しておくことが2つあります。
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まずは敷布団の素材を確認し、「洗濯の可否」を判断して下さい。
もし丸洗いに不適の場合であれば丸洗いを諦めるか、強行突破で丸洗いをしてどうにかなってしまっても自分自身で納得(諦め)がつくかの判断です。
私の敷布団は「羽毛布団」だったので、丸洗いには不適でしたが強行突破してみた結果、全然大丈夫でした(あくまで参考程度に)。
次に、敷布団が水を含むと「もの凄く重く」なりますし「想像以上に乾きにくく」なります。
丸洗い後は、屋外や室内に干すとしても「相当な時間」が掛かります。
私の場合は「布団乾燥機」を使いましたが、それでも完璧に乾ききるまでに「6時間」は掛かりました。
ここで計算をミスってしまうと、夜にその布団で寝れなくなってしまいます。
ですから、「乾かす時間」を考慮して出来るだけ早い時間、可能であれば「朝一番」から丸洗いをしましょう。
手順①「シャワーで表面の埃や汚れを流す」
お風呂場へ敷布団を持っていき、丸洗いする前にシャワーで布団の表面についた埃や汚れなどを洗い流します。
この時点で、敷布団が水分を吸うと想像以上に重くなるのでぎっくり腰などには十分注意して下さい。
手順②「浴槽内に洗剤液を作る」
浴槽にぬるま湯を溜めて、そこへ洗剤を投入しよくかき混ぜます。
水でも良いですが、ぬるま湯の方が汚れも落ちやすくなります。
ぬるま湯や洗剤の量は敷布団の大きさによって調節して下さい。
手順③「敷布団を浴槽内に入れて浸け置き」
敷布団を浴槽内に入れて、先ほど作った洗剤液に浸け置きします。
洗剤液を布団の中まで浸透させるためと、中の汚れなどを落としやすくするためです。
時間は30分~1時間程度で良いかと思います。
こんな感じです。
手順④「踏み洗い」
浸け置きが終わったら「踏み洗い」をします。
何度も何度も踏んで、布団をひっくり返してまた踏み洗いします。
これを何度も繰り返します。
恥ずかしくてお見せできないほど水が「真っ黒」になりました。
手順⑤「水を流す」
真っ黒になった水を流します。
流したあとも「更に布団を踏んで」布団の中の汚い水分も可能な限り出し切ります。
手順⑥「布団を何度もすすぎ洗いする」
汚い水が流れ切ったら、新しい綺麗な水を溜めて更に踏み洗いを行います。
汚い水や洗剤が残らないように何度も何度も「水を捨てて新しい水に入れ替えて踏み洗いですすぎ」ます。
手順⑦「浴槽のフチで干す」
すすぎが終わったら、水を抜き浴槽のフチに敷布団を乗せて干します。
水分を含んでもの凄く重くなっていますので無理をしないようにして下さい。
あまりにも重くて、再度布団を踏んで出来るだけ水分を切りました。
敷布団の大きさに対して浴槽が小さいため上手く干せていませんが、可能な限り干しました。
ここからが時間が掛かります。
水分がポタポタ落ちない程度まで浴槽のフチで干そうと思ったら6時間以上掛かってしまうと思います。
手順⑧「布団乾燥機で更に干す」
延長コードを使って布団乾燥機をお風呂場まで持ってきました。
これで多少は早く乾きます。
しかし、それでも「3時間」は掛かりましたので、相応の時間は覚悟して下さい。
手順⑨「屋外又は室内で乾かす」
敷布団から水分がボトボトに落ちてこない程度まで乾いたら、屋外又は室内で完全に乾燥させます(普通はベランダで物干し竿や布団干しなどで干します)。
それでもやはり多少は水がポタポタ落ちてくるので、お風呂場から移動させる際は注意しましょう。
まだ水気があるので室内干しは適切ではないかもしれませんが、私の場合「布団乾燥機」を使ったので、ポタポタ水が落ちない程度まで乾いていたため室内に干しました。
屋外に干して、更に布団乾燥機を使うともっと効果的だったのかもしれません。
室内で更に布団乾燥機を駆使して「約3時間」で完璧に乾きました。
お風呂場で「3時間」、室内で「3時間」ですので「合計6時間」で完全に乾燥ができたことになります。
布団乾燥機を使わない場合は、もっと時間が掛かる可能性がありますので事前に時間を逆算して寝る時間までに乾くような想定をしておいて下さいね。
最悪の場合は、コインランドリーまで濡れた敷布団を持ち込んで敷布団が入る乾燥機で乾かす方法も選択肢に入れておきましょう。
結果、洗剤の良い香りがするフカフカの敷布団で気持ちの良い睡眠を取ることが出来ました。
やはり布団の状態で睡眠の質が全然違ってきます(気分的なものも大きいのでしょうが)。
個人的には「敷布団をお風呂で丸洗いすることをおすすめしたい」とは思いますが、最終的には「自己判断」「自己責任」でお願いします。
最後に
今回は、自宅のお風呂場で敷布団を丸洗いした結果をご紹介しました。
家に「布団乾燥機」があったため、乾かす際には重宝しました。
家のお風呂でも十分に敷布団の洗濯は可能ですが、注意しておかなければならないのは「乾燥させる時間」です。
ここだけは計算が狂わないように最悪の場合のことも想定しておきましょう。
丸洗いをしてみていつもより敷布団がフカフカになり清潔な布団で気持ち良く寝ることが出来ました。
今後も定期的に丸洗いをしてみようと思います。
私と同じように「家のお風呂で敷布団を丸洗いしたい」と思っている人のご参考になれば幸いです。