2019年6月28日(金)と2019年6月29日(土)の2日間、「インテックス大阪」で日本が議長国となりG20サミットが開催されます。
日本中が大盛り上がりですが、会場となる大阪はてんやわんやの様相を呈しています。
周辺にお住まいの方も色々大変なことかと存じます。
それもそのはず、日本が未だかつて経験したことがない規模の国際会議になるからです。
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もくじ
G20サミットについて
G20サミットとは、メンバー国(下記参照)や招待国の首脳、国際機関など、37の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。
【引用元】2019年G20大阪サミット関西推進協力協議会
メンバー国
【G7】
【G7以外】
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招待国、国際機関
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議題は?
近年取りあげられる議題として、世界経済、貿易・投資、開発、気候・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題等があります。
【引用元】2019年G20大阪サミット関西推進協力協議会
大阪は戦々恐々てんやわんや?
毎日ニュース報道を見ているだけでもその「戦々恐々としたてんやわんやぶり」が伝わってきます。
これだけの国の首脳や国際機関の偉いさんが大勢くるわけですから「防犯」や「おもてなし」等々、その準備や整備や広報の大変さは容易に想像ができます。
G20関係で流れてきたニュースで以下のものがありました。
「不要不急の外出は控えて」
G20期間中は周辺の警備もピリピリするでしょうし、交通の混雑が想定されます。
とにもかくにも、日本が過去に経験したことにないような大規模な国際会議なのですから何が起こるのかさえわかりません。
ですから、「G20サミット期間中は、不要不急の外出は控えて」という広報が行われています。
「出来るだけ公共交通機関を利用して」
不要不急の外出を控えると言っても、近隣住民は2日間家に閉じこもりっぱなしというわけにもいかないでしょう。
いや、本来はその方が色々安全なのかもしれませんが、仕事の人だっているはずです。
「どうしても外出する場合は自動車を使わないで、出来るだけ公共の交通機関を利用して欲しい」という広報もありました。
恐らく、サミットに参加する首脳やVIPは車での移動になるでしょうし、阪神高速の環状線などで通行止めとなることが決定しているので、確かに混雑が予想されますね。
「全員が職務質問されると思って」
「G20サミット会場の周辺や地域で屋外にいる人は、誰であろうと全員が職務質問をされると思っておいてください」というニュースも見ました。
怪しかろうと怪しくなかろうと関係なしに職務質問をされる可能性が全員にあるので、「身分証明書などを携帯しておいて欲しい」とのことでした。
「自動車も全ての車を対象に検問をする」ようです。
別に何もやましいことがなくても、ちょっとこれは面倒くさいと感じてしまいます。
不要不急の用事もないのに会場の周辺地域に近づいたり、むやみやたらな外出は本当に控えた方が無難ですね。
しかし、本当に空前絶後の厳戒態勢です。
「周辺の学校や飲食店は休み」
そういった混雑や防犯対策でてんやわんやでピリピリしているので、G20サミット期間中の2日間、周辺の学校は休校を決め、飛田新地料理組合に加盟する料亭全店159店も休業をするようです。
不要不急の外出を控えるために賢明な選択、判断だと思います。
「白バイ隊員が足りない」
G20サミットに向けて「白バイ隊員が足りない」というニュースも流れてきました。
大阪府警には「青バイ」もあるらしいですが、そもそも「隊員」が足りなければどうしようもありません。
過去に白バイ隊員として活躍していて、現在は警察署に勤務しているOBに依頼したとのことです。
色々大変ですね~。
最後に
今回は、2019年6月28日と29日に開催されるG20大阪サミットについて記事を書きました。
警備や防犯や混雑ばかりが取り沙汰されていますが、やはり一番重要なのは会議の中身と結果です。
どのような議題でどこまで具体的な内容になるのかはわかりませんが、日本の国益に適う成果や結果であって欲しいと願います。