私はよく旅行に行きます。
このブログで「旅行記」も沢山書いています。
そんな私にとってショッキングなニュースが流れてきました。
「京都の観光ホテルのフロントマンが、宿泊客が不在の時に部屋に侵入し、財布の中から3万円を盗んだ疑いで逮捕された」というニュースです。
こんな事件があると、ホテルや旅館に宿泊するのが怖くなってきてしまいます。
ホテルにしてみても相当なイメージダウンと信用問題ですね。
今回は、このショッキングな窃盗事件について記事を書きたいと思います。
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もくじ
ニュース概要
フロント係、客の3万円を盗んだ疑い 京都の観光ホテル
宿泊客の財布から3万円を盗んだとして、京都府警は23日、ホテル平安の森京都(京都市左京区)のフロント係員、浜岡正彦容疑者(41)=大阪府柏原市=を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「間違いない」と容疑を認めているという。
川端署によると、逮捕容疑は3月23日早朝、客のツアーガイドの女性(53)=堺市=の不在中に部屋に侵入し、バッグ内の財布から現金を盗んだというもの。「ロビーで仕事をしていたのを見届け、マスターキーで部屋に入った」と説明しているという。
このホテルでは、ほかに男性客6人が客室に置いていた財布から約1万~5万円を4月26日から翌日にかけて盗まれたとして、同署に被害届を出している。浜岡容疑者は「逮捕容疑以外の盗みはしていない」と話しているという。
【引用元】朝日新聞DIGITAL
マスターキーで侵入は恐怖
このフロントマンは、宿泊客の不在中にマスターキーで部屋に侵入したとのことです。
もちろん管理上、ホテルでも旅館でもマスターキーがあるのでしょうが、こういった使い方をされるのは「恐怖」です。
不在であることを確認した上での犯行なのでしょうが、もし在室中だとしても「恐怖」です。
夜中にぐっすり眠っているところにこっそり入って来られる光景を想像したら「恐怖」です。
普通はそんなプライバシーの欠片も、おもてなしの心も一切ないような行為は行われないのでしょうが、今回の報道で「もしかしたらそういうこともあり得るのではないか」という「新たな恐怖」を感じてしまいました。
「人を見たら泥棒と思え」ということわざがありますが、海外旅行ならいざ知らず、国内旅行でそんな気持ちで旅行するのは楽しさが半減してしまいます。
貴重品は金庫に入れる?
どこのホテルでも旅館でも、客室内には鍵付きの金庫があります。
スタッフからも「貴重品は金庫にお入れ下さい」というような案内もされます。
でも実際問題、わかってはいるものの、ほぼ金庫を使用することはありません。
何故なら、チェックインしたあとも結構お金が必要になることが多いからです。
その度に何度も金庫から財布を出し入れしていたのでは面倒で仕方がありません。
例えば
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などです。
また、金庫もそのカギも大体は一部屋に1つなので、一緒に宿泊している家族や友人などと共同で使用することになります。
各々が金庫からサイフを出し入れする際に、声を掛けたり鍵を預かったりする手間が増え、余計に面倒なのです。
ですから、金庫を使用していない人も多いのではないでしょうか。
しかし、こういう事件が起こると「やはり貴重品は金庫に入れておかないといけないかなぁ」とも思ってしまいます。
ただ「金庫に入れていなかったから盗られても仕方がない」という発想にはなって欲しくないですね。
どう考えても、「マスターキーで部屋に侵入して人の財布からお金を盗る方が完全に悪い」のです。
この事件を見たあとは「本当に盗られたくなかったら貴重品は金庫に入れるしかない」という結論になります。
他にも盗まれた客がいる
容疑者は、3万円の窃盗は認めているものの、別の日に他の男性客6人の約1万円~5万円の窃盗容疑は否認しているようです。
この容疑者がやったかやっていないかに関わらず、同じホテルでこんなに窃盗事件が連続して発生するなんて恐ろしすぎます。
報道でも「ホテル名称」もばっちり出てしまっていますし、私も含め「このホテルには絶対に宿泊したくない」と思ってしまった人も多いのではないでしょうか。
早期に真相を究明し、信用回復に向けて努力をしていかれるのでしょうが、なかなかのダメージの大きさだと思います。
私がショックを受けてしまったように、やはりこんなことは「あってはならないこと」なのです。
最後に
今回は、「京都の観光ホテルでフロントマンが宿泊客の財布から3万円を窃盗した容疑で逮捕された事件」について記事を書きました。
こんな事件はあってはならないことなので、滅多に発生することでもないのでしょうが、旅行でホテルや旅館をよく利用する私としてはショッキングな内容でした。
「貴重品は金庫へ」ということはわかっているのですが、「金庫に入れなくても安心して旅行ができる日本であって欲しいなぁ」という思いもあるのが正直な気持ちです。