Twitter(ツイッター)やSNS等で全くの赤の他人同士が交流することも容易な時代になりました。
その中には会社を経営されている人もいらっしゃったりします。
そこでよく見掛けるのが、その経営者に対して「私を雇って下さい!」という発言です。
今回は、インターネット上で知り合った経営者に「私を雇って下さい!」という心理について記事を書きたいと思います。
(スポンサーリンク)
もくじ
ネット上で雇って欲しい心理
ネット上で経営者に直訴する形で「雇って欲しい」と言う時はどういう心理状態なのでしょうか。
もちろん、おどけて冗談半分の場合もありますが、半ば本気の場合もあります。
今の会社に不満がある
もし今どこかの会社で働いていて、その会社に不満があり転職したいと考えていた場合、ネット上での転職活動の一環であると考えることが出来ます。
不満はなくても「新天地で能力を存分に発揮したい」と思っている場合も考えられます。
下手な鉄砲数打ちゃ当たる
今無職で、仕事を探していたり、働いているけど転職を考えている場合、「とりあえず手当たり次第声を掛けてどこか適当な働き口を探そうと思っている」ということも考えられます。
ネット上であれば家に居ても活動ができますし、経営者に直接直訴できる環境まであるので、そういったことがやりやすいと言えます。
経営者が知り合い(フォロワー)なので気安い
Twitterなどで、経営者と相互フォローで、既に何かしらのやり取りや絡みがある場合は、とても気安く声を掛けやすいと言えます。
もし雇ってもらえた場合、「ひいきしてもらえるかもしれない期待感」もあるでしょう。
「良い会社かもしれない」という期待感
ひょっとしたら本当に「良い会社」かもしれません。
もしそうなら「私を雇って下さい!」と言いたくもなります。
人間ってそういう「期待感」が凄く好きなんですよね。
等々 |
全部「くじ」ですが、まぁ一種の「ギャンブルに賭ける期待感」ということになります。
そういった「ギャンブル性」も相まって「雇って下さい!」と言うのかもしれません。
経営者の人間性や経営方針に惚れ込んで
私利私欲の心理を邪推をするに及ばず「純粋に経営者の人間性や経営方針に惚れ込んで」という場合もあるかもしれません。
下心も一切なく
「ただただより良い環境で働ければそれでいい」
「この人について行きたい」
「経営方針に共感できる」
という心理です。
その場合、ネットでお互いを認知しているので
- ネット上で内定が貰える
- 面接や入社審査や手続きが省ける
「かもしれない」というメリットもあります。
良いポジションに就けるかもしれない期待
見たことも会ったこともなく、どんな会社かどんな経営か、どんな雰囲気か全く不明なのに「雇って下さい!」と言うのですからそこには何かしらのメリットを感じての発言のはずです。
あわよくば「自分をナンバー2にして欲しい」くらいの思惑があるかもしれません。
でも、その気持ちわからなくもないです。
誰でも楽してナンバー2になりたいものです。
でも冷静に考えてみて下さい。
お互い顔も名前も性格も知らないのに、いきなり
|
にはなれません。
なれるのだとしたらその会社は相当ヤバい会社です。
どこの馬の骨かもわからない人間をナンバー2にするのですから。
そんな会社には逆に雇ってもらわない方が無難です。
だって行く末が怖すぎます。
「ナンバー2じゃなくてもいい、下っ端でいいんだ」という人もいるでしょう。
要はそこには「特別な下っ端で居たい」という心理が働いていると思われます。
最後に
今回は、SNSやTwitterなどのインターネット上で知り合った経営者に「雇って下さい!」という心理について記事を書きました。
求職者目線で記事を書きましたが、経営者にしてみれば
「別に募集してない」
「雇いたいとも思わない」
「どこの馬の骨かもわからない人間はいらない」
「話のネタくらいならいいかも」
という感じかもしれませんね。
ネット上で直接、労働契約が成立することってあるんでしょうか?
個人経営レベルの会社ならありそうですが、大手企業や上場企業などではあり得ない話かもしれませんね。
もしネット上で労働契約が内定又は成立した事案があれば、雇い手と雇われ手両方の感想などを聞いてみたいところです。