雇用保険(失業保険)を受給するためには「求職活動実績」が必要です。
「とりあえず実績が必要」
「手っ取り早く実績を作りたい」
という人は「職業相談」がオススメです。
ただ、そこで悩んでしまうのが
「何を相談すればいいの?」
「どんな内容を相談すればいいの?」
ということです。
もちろん、応募してみたい企業の求人があれば、窓口で紹介状を貰って応募すれば「求職活動実績」になります。
しかし、そうではない場合、「とりあえず5分以内に実績を作れる職業相談の内容」をご紹介したいと思います。
(スポンサーリンク)
もくじ
「事業所名非公開求人」について
ハローワークの求人は、インターネット上で閲覧することが出来ます。
全ての求人が公開されているので「インターネットに載っていない非公開求人」というものは存在しませんが、「事業所名等が非公開の求人」が存在します。
3つの掲載方法
ハローワークのインターネットサービスでは、以下の3つの掲載方法があります。
①全部公開
全ての人に、事業所名も求人内容も公開している掲載方法です。
誰でも気軽に閲覧することが出来ます。
②求職者のみに事業所名等を公開
ハローワークに求職者登録をしている人のみに事業所名等を公開している掲載方法です。
ハローワークカードに記載されている「求職番号」を入力することで閲覧することが出来ます。
③求人は掲載しているが事業所名等は非公開
インターネット上に求人募集は掲載されていますが、事業所名等が非公開の掲載方法です。
ハローワークに求職者登録をしていようとしていなかろうと「非公開部分は非公開」なので閲覧することが出来ません。
では、どうやったら事業所名等がわかるのかと言うと「ハローワークで職業相談、紹介状を経た人のみ公開される」ことになります。
今回この記事でオススメしている求職活動の職業相談の内容は、この掲載方法の求人です。
職業相談で5分以内に実績を作る方法
では早速、職業相談で5分以内に実績を作る方法をご紹介します。
ステップ①
まずは、ハローワークインターネットサービスで「事業所名等が非公開」の求人を探します(求職者にも非公開の求人です)。
そして、その求人内容をよく確認して気になる点があればメモをしておきます。
例えば
「パート募集になっているが正社員でも応募可能か」
「ボーナスは何か月分出るのか」 |
などですが、最悪の場合「気になる点」が無くても大丈夫です。
だって、一番気になるのは「事業所名」なのですから。
そして、最後に忘れずに「求人番号をメモ」しておきます(自分自身の求職番号ではなく、求人募集の求人番号なのでお間違えなく)。
この求人番号が無いと、職業相談で窓口でスムーズにいきませんので忘れないようにして下さい。
ステップ②
実際にハローワークへ行き、窓口で「職業相談をしたい」と伝えます。
番号札を貰って順番を待ちます。
自分の順番になり呼ばれたら席に座り、事前にメモをしておいた「求人番号」を相談員(ハロワの職員)に手渡しこう質問します。
「インターネットで求人を見ていたのですが、この求人の事業所名が知りたいです」
そうすると相談員がパソコンに求人番号を入力してプリントアウトをして渡してくれます。
お礼を言って、事前に考えておいた「気になる点」があれば質問して下さい。
無ければ「この会社だったんですね。また家で検討してみます」と言うと
「わかりました。また何かありましたらいつでもお越し下さい。雇用保険受給資格者証にハンコを押しておきますね」
と言われ日付の入ったハンコを押してもらって終了です。
スムーズにいけば5分も掛かりません。
これで、求職活動実績を作ることが出来ました。
最後に
今回は、手っ取り早く5分以内に求職活動実績を職業相談で5分以内に作る方法について記事を書きました。
毎回この方法で実績を作れるのかは、試していないためわかりませんが、「それだけではハンコは押せない!」という相談員は居ないと思います(わかりませんが)。
一番大変なのは、「事業所名等が非公開の求人を探すこと」の方かもしれませんね(地域によってはあまり無いかもしれません)。