幻の超高級品と言われている「青うなぎ」をご存知でしょうか。
うなぎの色と言えば、「濃いグレー」か「黒」ですよね。
しかし、普通のうなぎより味が絶品で、しかも捕獲量が極端に少ないために「幻」と言われている色の青い「青うなぎ」が存在します。
今回は、そんな青ウナギが何故美味しいのか、何故青いのか、値段は高いのか、ということについて記事を書きたいと思います。
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もくじ
青うなぎとは?
【出典】https://gourmet-note.jp/posts/2818
青ウナギは味も絶品ですが、捕獲量も少ない幻のうなぎです。
青うなぎって普通のうなぎとどう違うのでしょうか。
生物学的な違いはない
「青うなぎ」と言っても、そういう種類があるのではなく、うなぎはうなぎです。
うなぎの中でも色が青みがかったうなぎを「青うなぎ」と呼びます。
生息地が違う
普通のうなぎは川や湖に生息していますが、青うなぎは「海」に生息しています。
川と海が合流する「汽水域」にも生息しています。
淡水に住んでいるうなぎよりも、海水の中に住んでいるうなぎの方が臭みも少なく皮が薄く美味しいうなぎなのです。
海で取れる全てのうなぎが「青うなぎ」ではなく、そのうちの1割程度が「青うなぎ」と認められるようです。
普通のうなぎは静岡県が有名ですが、青うなぎは岡山県の児島湾が有名です。
海で捕獲された1割程度しか「青うなぎ」と認められないなんて、確かに貴重ですね。
何故、青いのか?
青うなぎは何故、青いのでしょうか。
うなぎは生息場所によって体の色を変化させる生物です。
基本的には川でも海でも泥のある場所に住んでいますが、海の臭くない泥のきれいな場所に生息しているうなぎは青くなるようです。
本当に青く見えるうなぎもいれば、深緑色のような「青うなぎ」もいます。
エサが違う
川や湖に生息する普通のうなぎのエサは「エビ」や「カニ」などになるため、脂がしつこくなりがちです。
しかし、海に生息する青うなぎは「アナジャコ」を主食にしているため、脂がしつこくなく身も皮も上品な味になります。
アナジャコとは
【出典】http://www.unasui.com/?mode=f1
アナジャコとは俗に「シャコ」と呼んでいる生物です。
あまり市場には出回りませんが、知る人ぞ知る通が食べる美味しい食材ですね。
プランクトンを主食としているアナジャコは、アミノ酸の一種であるタウリンを多く含んでいて、栄養価も高く、青うなぎの旨味の元となっています。
値段は?
幻の超高級品と言われている「青うなぎ」なので、値段の相場も普通のうなぎよりも高めのようです。
うな重1つで、10000円~12000円が相場となっています。
天然うなぎで5000円程度ですから、2倍以上の値段設定となっています。
中には3000円台から青うなぎを提供しているお店もあるようなので、要チェックですね。
味は?
ここまでお読みになれば、青うなぎの美味しさが伝わったかと思いますが、まとめると以下です。
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是非、一度は食べてみたいものですね。
最後に
今回は、幻の超高級品である「青うなぎ」について記事を書きました。
うなぎ好きな私としても、是非食べてみたい一品です。
先日「青バイ」に関する記事を書きましたが、「青って不思議がいっぱい」ですね。