最近、世界情勢の影響もあってか非常にガス代が高くなっています。
いや、それ以前から高い気はしていました。
特にプロパンガスだとガスの単価が高く設定されていることがあり、どんなに節約しても個人では限界があります。
賃貸マンションなどの場合はなかなかガス業者を変えるのも難しいですし、「どうにかならないものか」と色々考えていました。
生活の中で一番ガス代が掛かるのがお風呂ですよね。
浴槽にお湯を溜めずにシャワーだけにするなど色々試してみましたが、結局は殆どガス代は変わりませんでした。
それに、寒い冬はゆっくりと温かい湯舟につかりたいですよね。
となると、ガス代を節約する方法は「一切ガスを使わずに入浴するしかない」という結論に達しました。
この記事では、ガスや給湯器を使わずにお風呂を沸かす方法をご紹介していきます。
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もくじ
ガスや給湯器を使わずにお風呂を沸かす方法
結論を最初に申し上げますと、ガスや給湯器を使わずにお風呂を沸かす方法は「電気で沸かす」ということになります。
でもオール電化でもない家のお風呂を電気で沸かせるようにすると大がかりになってきますし、そもそも工事費用などが高くついてしまいますよね。
ですから、工事などが必要無く簡単に電気でお風呂のお湯を沸かすことができる方法をご紹介していきます。
方法1:ケトルや電気ポットで沸かす
すぐに実行できそうな方法が、ケトルや電気ポットでお湯を沸かしてからそれを湯舟に溜めていくという方法です。
ただこの方法には注意点が2つあって、
- 熱湯をそのまま浴槽に入れると破損したり変色する可能性がある
- 何回もお湯を沸かす必要がある
という点です。
1.熱湯をそのまま浴槽に入れると破損したり変色する可能性がある
ケトルや電気ポットで沸かしたお湯は100℃近い熱湯になります。
一般的に浴槽は70℃~100℃までは耐えられると言われていますが、仮にそうであっても何度も繰り返し熱湯に晒されると破損したり変形したり変色する可能性があります。
浴槽の材質や状態によって異なってくるにしても、リスクが高いので直接熱湯を入れるのは避けた方が無難です。
となれば、方法としてはケトルや電気ポットで沸かしたお湯を洗面器やバケツなどの別の容器に移して、そこに水を足してある程度温度を下げてから浴槽に入れることになります。
少々手間が掛かりますが、水で薄めることで量も増えますし浴槽を傷めてしまうことも避けることができます。
熱湯を移す時はやけどには十分注意して下さいね。
2.何回もお湯を沸かす必要がある
一般的な浴槽のサイズであれば、約200リットルのお湯が必要になります。
ケトルや電気ポットで沸かせるお湯はせいぜい1リットル~2リットル程度でしょう。
これを水で薄めることで量が増えるにしても200リットルには遥か及びません。
ですから、お風呂にお湯を溜めるためには何度も何度もお湯を沸かす必要があり結構な手間になります。
大容量のお湯を沸かせるケトルや電気ポットがあれば多少は手間を省くことができるでしょう。
方法2:風呂バンスでお湯を沸かす
風呂バンスとは、浴槽に入れた水を電気の力で沸かしたり保温をすることができるお風呂沸かし機器のことです。
いくつか種類があるようですが、「スーパー風呂バンス1000」は水からお湯が沸くのが速く、「あつ湯※1」「ぬる湯※2」もスイッチで簡単に設定可能です。
※1:温度設定約44℃プラスマイナス2℃
※2:温度設定約40℃プラスマイナス2℃
また、保温機能がついているだけでなく、自動でお湯をかき混ぜてくれるので浴槽内の温度を均一に保つことができる優れものです。
風呂バンズなら手間も掛からずお風呂のお湯を沸かすことができますね。
方法3:沸かし太郎でお風呂を沸かす
沸かし太郎とは、浴槽に入れた水を電気の力で沸かしたり保温をすることができるお風呂沸かし機器のことです。
沸かし太郎は、前述したお風呂バンズと比べて小型で取り扱いがしやすいという特徴がありますが、お湯が沸くのに少々時間が掛かる点がネックかもしれません。
また、IC温度コントロールで30℃~45℃の広範囲の温度設定が可能です。
沸かし太郎を使えば手間も掛かりませんし、お風呂の保温や追い焚きに重宝しますね。
最後に
今回は、ガス代があまりにも高いのでガスや給湯器を使わずにお風呂を沸かす方法をご紹介しました。
今のところ、湯舟の水を電気の力で沸かす機器を使ってみるのが手間も掛からず一番ベストな方法かと思います。
賃貸マンションなどの集合住宅であれば、ガス業者を変えるためには大家さんに了承を得ることが必要になってくるので、なかなかハードルが高いですよね。
もし持ち家であれば、思い切ってガス業者そのものを変えてしまうのもひとつの手段かもしれません。
とは言え、自分でガス業者を探すだけでも一苦労ですよね。
そんな時は、適正価格のガス業者を探して紹介してくれたり代わりに交渉をしてくれる会社があるのでそちらを利用してみるのも手でしょう。
まずは無料見積もりに申し込んでみてはいかがでしょうか。