「いよかん」って甘くてジューシーでとても美味しいですよね。
食後のデザートにも最適です。
私もいよかんが大好きで、この時期は結構購入して食べるのですが、中には「あれ?果肉が白っぽくなっていてパサパサしてて美味しくない!」というものが混じっていて、そんな時は本当にガッカリしてしまいます。
購入して何日か経ってしまったものなら仕方が無いと諦めもつきますが、今日買ったいよかんなのにパサパサだったら本当に悲しい気持ちになってしまいます。
そんな時に「購入する時点で甘くてジューシーないよかんの見分け方がわかっていればこんなことはなかったのに!」と思ってしまうことが何度もあったので、今回は「甘くてジューシーないよかんの見分け方」について記事を書きたいと思います。
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もくじ
「伊予柑(イヨカン)」とは
そもそも、「いよかん」って何なんでしょうか。
イヨカン(伊予柑)は、柑橘類でタンゴールの一種。日本で生産される柑橘類では、ウンシュウミカンに次ぐ生産量の果物である。日本の在来種で、主に愛媛県で生産されている。
明治時代には、紅みかん、穴門みかん(あなとみかん)と呼ばれていた。「伊予柑」の名称は、1930年(昭和5年)に伊予国(愛媛県の旧令制国名)にちなんでつけられた。
ミカンとオレンジの交雑種とされるが、正確な起源は不明である。最近の研究ではミカンとブンタンの交雑種と考えられている。
果汁はジューシーで甘く、香りもよい。
【引用元】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%AB%E3%83%B3
正確な起源は不明ってなかなかミステリアスな果物ですね。
しかし定義にでさえ「ジューシーで甘い」と書いてあるくらいなので、パサパサな伊予柑を購入してしまったら「ハズレ感」が強くなってしまうのも無理はないですね。
●イヨカンは冬が旬
収穫は地方により早い所では11月下旬頃から始まりますが、本格的な旬は1月から2月までです。また、愛媛県では1月に収穫したものを3月まで貯蔵熟成させた高品質のものを「弥生紅(やよいべに)」というブランドで出荷しています。
【引用元】旬の食材百科
イヨカンの旬は、なんとなく「冬」という気がしていましたがその通りで「早い所では11月から収穫され、ピークは1月から2月」のようです。
3月に購入しているのは「弥生紅」?
伊予柑の旬を確認していて気付いたことがあります。
1月から2月が旬のはずの伊予柑なのに、3月現在で販売している「イヨカン」って「弥生紅なのでは?」ということです。
確かに「弥生紅」というブランドをスーパーなどで見かけたことがありますが「結構お高かった」です。
庶民派の私はお高い伊予柑を避けて1玉90円くらいで販売しているものを購入していました。
これは「ノーブランド」の可能性があります。
ここで1つの仮説が立てられます。
「3月に購入する伊予柑がノーブランドの場合パサパサのものが多いのではないか」
ということです。
何故なら、普通の伊予柑の場合、3月では既に旬が過ぎているからです。
3月に出荷される高品質な伊予柑は「弥生紅というブランド」なのです。
いやしかし、3月に購入したノーブランドの中にもジューシーな伊予柑がありました。
やはり、ジューシーな伊予柑とパサパサの伊予柑が存在しているのです。
その見分け方を調べてみたいと思います。
甘くてジューシーな伊予柑の見分け方
伊予柑は比較的貯蔵性が高い果物なので、風通しの良い所で正しい保存方法を行えば数日~数週間程度は美味しく頂けるようです(ですが、旬が意外と短いのが特徴的)。
パサパサになってしまった伊予柑は、保存状態が良くなかった可能性が考えられますが、同じ環境で保存されていた中にもジューシーなものとパサパサなものがあるということは「イヨカン個々のモチベーションや能力の問題」ではないかと考えられます。
伊予柑のモチベーションという言い回しはおかしいかもしれませんが、パサパサの伊予柑は「ちょっと頑張れない子だった」と仮定すればわかりやすいかと思います。
ということは、甘くてジューシーな伊予柑を見分けるには「モチベーションや能力の高い伊予柑」を見分ける必要があります。
●伊予柑を選ぶポイント
イヨカンを選ぶときは、ヘタの部分が小さく、皮に張りと艶があり、色が濃い橙色のものを選びます。また、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものの方が果汁が沢山詰まっているものです。
【引用元】旬の食材百科
なるほど、参考になります。
つまり、上記に当てはまる伊予柑が、モチベーションと能力が高い伊予柑ということになります。
次回、是非試してみようと思います。
それでもパサパサだった場合
一生懸命見分けてみても「やっぱりパサパサだった」ということがあるかもしれません。
正直、食べるのもイヤになってしまうほどガッカリしてしまいます。
しかし、そんな時でも「パサパサの伊予柑の活用法」がありますのでご紹介したいと思います。
活用法①「ヨーグルトに混ぜる」
ヨーグルトに混ぜることでパサパサになった伊予柑を美味しく頂くことができます。
活用法②「砂糖漬けにする」
伊予柑の果肉をタッパー等の容器に入れ、砂糖を大さじ2杯入れてそのまま冷蔵庫で1日~2日寝かせます。
砂糖と馴染んで甘さとジューシーさが復活して美味しく頂くことができます。
※はちみつやレモン汁を入れても可
活用法③「ジャムにする」
果肉と皮(白い部分は丁寧に取り除いて下さい)に砂糖を加え鍋で煮込みジャムを作ります。
ビタミンCを豊富に含んでいるので風邪予防があり、整腸効果や疲労回復効果があると言われています。
最後に
今回は「甘くてジューシーな伊予柑の見分け方やパサパサの伊予柑を活用する方法」について記事を書きました。
この記事を書いていて気付いたことや発見したことを以下にまとめておきたいと思います。
- 甘くてジューシーな伊予柑を購入するなら1月~2月
- 3月に甘くてジューシーな伊予柑を購入したいなら「弥生紅」を購入する
- 甘くてジューシーな伊予間の見分け方は「ヘタが小さい」「皮に艶とハリがある」「色が濃い橙色」「ずっしりと重い」ものを選ぶ
- 仮にパサパサであってもガッカリせずに他の活用法を実践する
皆様の参考になれば幸いです。