私は旅行が趣味なので、今まで多くの旅館に宿泊してきました(旅行記カテゴリー)。
チェックアウトの時間が近づくと、持ち物の整理や忘れ物がないかの確認や散らかってしまった室内をある程度片付けようと結構慌ただしくなります。
その時に気になるのが「布団は畳んだ方が良いのか、そのままで良いのか」ということです。
一晩お世話になった布団をそのままにしておくのも申し訳ない気がしますし、何より「だらしなく思われてしまうのではないか」「畳んでおくのがマナー」という気持ちもあります。
ですから、布団を三つ折りにして畳んでおくことが多かったのですが、実は「旅館にしてみれば、布団は畳まない方が良いらしい」のです。
今回は、旅館のチェックアウトの際に、部屋の布団は畳まない方が良い理由について記事を書きたいと思います。
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もくじ
布団を畳まない方が良い理由
何故、チェックアウトの際は布団を畳まない方が良いのでしょうか。
旅館の清掃係からの声
Twitter上で、「旅館の清掃係からのお願い」とした以下のようなツイートがありました。
旅館の清掃係からのお願い。
チェックアウト時は「布団は畳まないで、そのまんまで部屋を出て」ください。丁寧に畳んで下さってる方がいらっしゃいますが、
・「布団に挟まった忘れ物チェック」と
・「結局、畳み直し」
…で、二度手間になります。
部屋はそのまま、出発のほどお願いします。— ぱおた (@paota33) June 2, 2019
チェックアウトの時に布団をたたまずに、そのまま部屋を出て欲しいという内容です。
二度手間になる
ツイートにあるように、畳まなくて良い理由は「布団内の忘れ物のチェック」と「結局は畳み直すため」とのことのようです。
確かに、布団の中やシーツの間などに忘れ物が無いかをチェックする際に、結局は布団を広げることになります。
忘れ物のチェックだけでなく、ゴミや爪楊枝などが落ちていないか、挟まっていないかのチェックをする必要があります。
チェックをした後に、再度布団を畳むことになるので「広げる手間」が増えてしまい「二度手間」ですね。
なるほど、そこまで思いを馳せられず完全に盲点でした。
申し訳ない気がするけれど
チェックアウトの際に布団を畳まず、そのままで部屋を出るのは何となく申し訳ない気持ちがします。
また、「布団を畳むのがマナー」という風潮があるので、何だか気が引けてしまいますが、旅館側からしてみれば「布団は畳まずにそのまま部屋を出てくれた方がありがたい」ということになります。
こうした「現場の生の声」が聞けるのは勉強にもなりますし、ありがたいですね。
ただ、お子さまと一緒に宿泊した場合、教育上だったりマナーを身に着けさせるために「布団を畳んだ方が良い」という判断をする場合もあります。
その場合は布団を畳んでも良いと思います。
ひとつの豆知識として、そういう現場の実情を知っておくこともとても参考になるというお話です。
最後に
今回は、旅館をチェックアウトする際に布団は畳まない方が良い理由について記事を書きました。
布団を畳んでしまうと、清掃係の人にとっては二度手間になってしまうという理由でした。
私自身まだまだ知らないことが多いので、とても勉強になりました。
皆さまのご参考になりましたら幸いです。