じゅうたんやカーペットに牛乳をこぼしてしまうと凄く焦りますよね。
慌ててしまったり、あまりのショックにフリーズしてしまったりします。
これが「牛乳」ではなく「水」だったらそこまで焦る必要はないのですが、牛乳の場合
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が問題になってきます。
もちろん一番良いのは、じゅうたんやカーペットを剥がして丸ごと洗濯する方法なのですが、タンスや本棚などの物が乗っていて、そう簡単にいかない場合の方が多いかと思います。
今回は、そんな時の解決法や対処法をご紹介したいと思います。
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もくじ
至急!やること
まずは他に被害が出ないように、近くにある物をどけます。
お子様などが牛乳をこぼされてしまった場合は、当人も避難させます。
こぼれてからの時間や期間が短ければ短いほど効果があります。
【準備するもの】
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①まずは乾いたタオルで水分を拭き取る
乾いたタオルを準備して牛乳を吸い取りつつ拭き取ります。
同じ面ばかりでせずに、常に清潔で乾いた部分で何度も拭き取って下さい。
可能であれば2枚~3枚のタオルを使用してしっかりと水分を拭き取ります。
②固く絞った雑巾で更に拭き取る
①がある程度できたら、次に水を含ませ固く絞った清潔な雑巾(タオルでも可)で更に拭き取りをします。
じゅうたんやカーペットの目に沿って行うと効果的です。
可能な限り「目に見える汚れや牛乳の色」を落とします。
次は「においや雑菌を防ぐ」
タオルで擦っても牛乳の色が取り切れなかったり、その後のにおいや雑菌を防ぐために続けて以下の対処をします。
全てを行うのではなく「家にあるもの」「カーペットの素材などによって自分が適切だと思う方法」をお試し下さい。
【方法によって必要な準備品】
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方法①「重曹を振りかける」
重曹ちゃん(1kg) |
重曹が牛乳の嫌なにおいや水分を吸い取ってくれます。
こぼれた場所に重曹の粉をまんべんなく振りかけます。
半日くらい(場合によっては1日程度)で重曹が乾いてくるので、そのまま掃除機で吸い取ります。
これで、消臭と菌の繁殖を抑えることができます。
重曹は人体にも優しいですね。
※牛乳の水分が多く残っていると黄色く変色してしまう場合があるので注意が必要です。
方法②「洗剤で拭き取る」
P&G ピーアンドジー ボールドジェル フレッシュピュアクリーン本体 |
洗剤(洗濯用でも食器用でも可)を水やお湯で薄めて雑巾やタオルにしみ込ませて拭き取りをします。
最後に洗剤が残らないように水拭きをして乾燥させれば、においも残りませんし菌の繁殖も抑えることができます。
方法③「酸素系漂白剤で拭き取る」
ワイドハイター 大(2L)【ワイドハイター】 |
酸素系漂白剤とは「ワイドハイター」とか「色もの用の漂白剤」のことです。
間違っても「塩素系の漂白剤(ハイター等)」を使用しないように注意して下さい。
ワイドハイターは色落ちしませんが、ハイターは色落ちしてしまいます(元通りにもなりません)。
「酸素系」の漂白剤を薄めて雑巾やタオルにしみ込ませて拭き取りをします。
最後に漂白剤が残らないように水拭きをして乾燥させれば、消臭と殺菌効果があります。
カーペットの下の被害
じゅうたんやカーペットの下が畳であれフローリングであれ、まずはカーペットの素材が水分などを下に通すか通さないか(撥水加工の有無)によって被害の有無や大きさが大きく変わってきます。
水分を下に通さない素材
水分を下に通さない素材であれば、大変ありがたいことです。
カーペットの下が畳であってもフローリングであっても被害はほぼないと言えます。
しかしこぼしてしまった量にもよりますし、素材を過信しすぎるのも問題なので、可能であれば目視で確認してみることをおすすめします。
水分を下に通す素材
水分を下に通す素材であれば、残念ながら牛乳が貫通して下まで行ってしまっています。
フローリングであれば、とりあえずカーペットの対応をして乾燥させれば消臭や菌の繁殖を抑えることがある程度は可能です。
しかし問題は畳の場合です。
畳の素材は「いぐさ」ですから、牛乳が畳にしみ込んだり変色する可能性が高くなります。
畳の場合は、とりあえず乾燥させて様子を見るか、諦めてカーペットをはがして変色や汚れの対応をする必要があります。
どちらにしても可能であれば「目視」で確認してみましょう。
最後に
今回は、じゅうたんやカーペットに牛乳がこぼれてしまった場合の対処法や解決法について記事を書きました。
ポイントは「すぐにやる」ということです。
時間が経ってしまったりこびりついてしまった汚れやにおいや雑菌は、対処するのにも手間と時間が更に掛かってしまいます。
もしもの時は、是非お試し下さい。